櫻井 理
(さくらい さとる)
宮城県名取市 出身 43歳。
6歳の時に、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの診断。
両親は、この疾患は、20歳までしか生きられないと医師に告げられました。
その時から、私自身の病気と向き合いながらの人生が始まりました。
闘病というよりは、病気と付き合いながら、楽しむ余裕を忘れず、さまざまな事に積極的にチャレンジしています。
東日本大震災の時に、命に関わる大変な経験をしました。
その後、かかりつけ病院との共同研究を行い、そこから、講演会等のさまざまな活動がスタート。
活動を通して、当事者間の連携不足を感じ、筋ジス患者団体を立ち上げました。
その後、病院・支援学校・筋ジス協会との活動を続けていく中、若い世代の社会参加や就労が進んでいない現状を目の当たりにし、「自分には何ができるだろうか?」と考えるようになりました。
そして、震災から丸5年たった2016年3月11日に 「NPO法人 LiFESET」を設立。
ぜひ、たくさんの皆様のご支援を頂き、活動を展開してまいりたいと考えておりますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
櫻井 理 経歴
1975年10月 | 宮城県名取市に生まれる |
1981年09月(05歳) | デュシェンヌ型 筋ジストロフィー症の診断 |
1985年04月(09歳) | 歩行が困難になり、車イス生活に |
1988年03月(12歳) | 名取市立 不二が丘小学校 卒業 |
1988年04月(12歳) | 仙台西多賀病院 入院 宮城県立 西多賀養護学校 中等部 入学 |
1991年03月(15歳) | 宮城県立 西多賀養護学校 中等部 卒業 |
1991年04月(15歳) | 仙台西多賀病院 退院 仙台市立 仙台高等学校 入学 |
1994年03月(18歳) | 仙台市立 仙台高等学校 卒業 |
1995年02月(19歳) | 人工呼吸器 使用開始 |
1996年04月(20歳) | 仙台ふくしマップの製作活動にかかわる |
1997年03月(21歳) | 仙台で障がい者就労支援組織の活動にかかわる |
1999年04月(23歳) | 仙台西多賀病院内に印刷サークル(NPS)設立、活動 |
2003年10月(28歳) | 人工呼吸器 24時間使用に移行 |
2007年09月(31歳) | 劇的に体調が改善、活動的になる |
2009年11月(34歳) | ピアカウンセラー養成講座 受講修了 |
2010年08月(34歳) | 福祉住環境コーディネーター2級 取得 |
2011年03月(35歳) | 東日本大震災 宮城県名取市で被災 |
2012年10月(37歳) | 震災レポートがきっかけで、講演会活動を行う |
2013年07月(37歳) | 仙台西多賀 ENJOY LIFE STATION 設立 |
2014年07月(38歳) | 第28回 人間力大賞にて、厚生労働大臣奨励賞を受賞 |
2015年09月(39歳) | 法人設立へ動き出す |
2016年03月(40歳) | 特定非営利活動法人 LiFESET 設立 代表理事として、活動スタート |
2016年04月(40歳) | 筋ジス協会宮城県支部長 就任 |
2017年12月(42歳) | 特定非営利活動法人 LiFESET 顧問に就任し、講演活動に注力へ |